大震災から5ヶ月と17日、いわきへ：ほっと　野鳥：So-net blog

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大震災から5ヶ月と17日、いわきへ　[自然・花・草・木・川・海] [編集]

いわきではお世話になっている探鳥ポイントがあります。

しかし、今回の大震災で津波がほぼすべてのいわきのポイントを襲い、地形が変わるほどの被害をもたらしました。

報道などで知っている方も多いと思います。

しかし、私も映像を通しては知っているのですが、現場を直接見たわけではありませんでした。
今回、今まで私は何をやってきてそしてこれから何をすべきなのかの答えを求めていわきのポイントへと行ってみたわけです。

それは衝撃的でした。

私は映像を通して、ひどい場所を知っていました。ですので、今回はそれほどひどくはなかった場所減ったつもりでした。ところが、行ってみると、ゴミは高く積まれており、これからどうするのかわかりませんが、その量は半端ではありませんでした。そして、実際にいつもお世話になっているフィールドで確認をしてみましたら、な、な、なんとあまり酷くはないと思っていたその場所で、家の基礎以外すべてなくっている家が多数あり、しかも道路もはがされて、堤防もずれたり崩れてなくなったりしていました。なんということでしょう。その破壊力は想像を絶します。津波が来た時にその場にいた人はとても恐怖だったに違いありません。これが宮城や岩手のウン十メートルという高さの津波が来たとしたら、もう考えることすらできません。

こんな感じでいまでも瓦礫が沢山ある。

おそらく津波で押されたために曲がったと思われます。また、ちょっと遠くを見ると、道路が陥没しています。

堤防の上から撮影。
これは堤防の内側なのですが、道路がえぐり取られ散在しているのが分かります。

これは堤防が壊れたために土のう？を積んでとりあえず防いでいます。奥にある黄色鉄製の柵が津波で押されて曲がっています。

ほんと、これだけでもすごいのですが、この場所から近い海岸沿いには、もっともっとひどい地域があります。
私はさすがにそこへは行きたくはありません。
津波後に映像で現場を撮影されたのをネットで見たのですが、それはもう想像を絶するという言葉でも言い表せない酷いものでした。被災された地域へ足を運ぶのもいまいち気乗りはしないのに、更にひどい場所へはさすがに行くことに心が痛くなり、足が進みませんでした。時間が解決するかどうかわかりませんが、行くことができる時期が来たらまた報告したいと思います。

この時期は、夏鳥が帰って行き、冬鳥はそろそろ来るかどうかという時期なので、ちょうど鳥たちがいない時期です。^^;

ですが、とりあえず撮影できた野鳥たちを紹介はしたいと思います。まだまだ整理できませんので、そのうちアップします。

今回行ってみて何か解決したのかと言われると、なにも解決はしませんでした。それ以上にショックが大きく、これからどのようにこの事実を残して未来に託するべきなのか、それを考えてみたいと思います。