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陸前高田の奇跡の一本松と伝承館と [東日本大震災]


突然ですが、ちと用事があり、遠いのですが行ってきました。

目的地は今回紹介する陸前高田市ではありません。

が、途中なので、ぜひ一度見てみたいと思っていたためやっと訪問できました。


ここには奇跡の一本松があります。

ですが、みなさまご存知の通り津波でこの街一帯が津波に飲み込まれ、甚大な被害と多数の死傷者の方が出ました。

現在、どうなっているのか、ということも含めて見てきたのですがご覧の通り東日本大震災津波伝承館というものが設営されていました。

かなり大きいし、広いです。

また、この伝承館はなんとなくですが、この街に住んでいいた方々で命を落とした人々を慰霊する場所にもなっているように思います。



これが伝承館。実は右側が伝承館です。左側が道の駅です。同じデザインの建物です。



新しくできたかなり高い堤防から見た伝承館。

ずっとタイル状の石畳が続いているのはなぜでしょう。この高い堤防の上まで続いているんです。



これがその意味です。

ここは海が見渡せるのですが、その手前に献花台があり、今も花が置かれていました。



そして、奇跡の一本松です。

これは、伝承館から歩いて来れます。

向こう側の建物もめちゃくちゃになっていますね。


奇跡の一本松については、地元のHPをご覧ください。




津波で完全に水没した建物。
これ以上の高さまで津波が来ていた。

想像できません。



やなせたかしさんの言葉と寄贈された作品。



タイルでできています。

奇跡の一本松の手元に飾られています。


私の住んでいるところは海がありません。

ですので、津波の恐ろしさを体験することはありませんでしたが、こうやって実際に行ってみると、すざましい破壊力と想像できない壮大さでした。

人間はなんて無力なんだと思うほどでした。

でも、地元の方々は一生懸命に、復興してきました。

行ってみると、更地になったままのところがまだ多いですが、それでも、商店街ができ、道路が整備され、少なからずは生活ができるようになっていると思います。

まだまだ傷が癒えることはないと思いますが、これからも頑張って行って欲しいと願っています。



ほっと野鳥としては鳥ネタを。

スズメです。

よくみると何かの幼虫を加えています。しかも複数。

こういうシーンの場合、これは親鳥で、雛が誕生していて、雛に餌を与えるためにせっせと運んでいる最中だと思われます。

まだまだ子育て真っ盛りですね。頑張って欲しいものです。^^;


さて、今日から数日間、旅行に行った形になったのでそこで出会った野鳥たちを紹介します。

探鳥するために出掛けたわけではありませんので、メインは探鳥ではないことから、珍しい野鳥とかそんなものは出てこないと思います。ですが、かなり撮影はできたのでご期待ください。^^;

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菊田恒芳

 冠省

 三陸方面へ旅をされたのですね。自分も、2019年10月7日から10月10日にかけて、三陸鉄道が全線開通した年に、三陸鉄道リアス線に往復全線乗車してきました。「奇跡の一本松」も見てきました。

 その前の年に、闘病中の娘が急逝したので、その分骨をザックに入れて、「鎮魂の旅」つもりで、往復の旅をしました。津波・地震の被害はまだまだ残っていたのをびっくりしながら見てきました。マスコミは、「復興」した部分だけを「切り取り報道」して居たことを実感してきました。盛と久慈とに宿泊しました。

 匆々
by 菊田恒芳 (2022-08-07 08:33) 

doudesyo

菊田恒芳 さん
三陸鉄道も考えていたのですが、突然の事情が発生したため、車で移動となりました。三陸鉄道からの眺めも良いと思うのですが、どうなのでしょう。
娘さんと一緒に行かれたとのこと、ご供養され、娘さんも喜んでいると思います。
陸前高田はたしかにある程度商業施設ができていて、復興したかのようですが、よくみると空き地がおおく、また以前のような中心地となるところが作れなくて、新しい街のあり方を強制されているかのようでした。^^;
by doudesyo (2022-08-07 20:29) 

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