ジョウビタキはツグミ科なんだ [ジョウビタキ]
なかなか居着いてくれないジョウビタキです。(めちゃくちゃトリミング)
仕事場付近の河川敷では時折みかけるオスのジョウビタキは嬉しいのですが、出来れば自宅近所にもいてくれるともっと良かったんですけどね。
そのジョウビタキは朝日を浴びてのんびりとしているように見えましたよ。
さて、ジョウビタキが何科が分かりますか?
私も詳しいわけではないので間違っているかもしれませんが、スズメ目ツグミ科なんですよ。いや、学説にはスズメ目ヒタキ科とする考えもあるようなんですが、スズメ目ツグミ科(ヒタキ科)とするようなんです。(ウィキペディアもそうなっていますね)例えば福島県鳥のキビタキはスズメ目ヒタキ科と出ています。名前から推測すると〇〇ヒタキ(〇〇ビタキ)となっているのは、スズメ目ヒタキ科と思っちゃうんですけどね。このシーズン楽しみにしているルリビタキもスズメ目ツグミ科なんですよ。ノビタキ、イソヒヨドリもツグミ科なので名前からは分からないですねぇ。じゃあスズメ目ヒタキ科とされているのはなんでしょうか、オオルリ、エゾビタキ、コサメビタキ、オジロビタキなどなんですね。ふーん、いまいち知らなかった。
その違いは何処から来るんだろう?
だって名前も〇〇ビタキとか同じ種類のように見えるし、見た目もほとんど同じ感じだし。何処で分けられるのかなとちょっと調べてみたよ。
ヒタキ科は基本的に地上に降りずにフライングキャッチして餌を採るから足がツグミ科と比べると短く弱いとされているらしい。ツグミ科は地上に降りて採餌するため、足も健脚で長めであるようですよ。言われてみれば確かにジョウビタキは、背筋を伸ばして火打ちするような仕草をしますよね。これ、ツグミもやっている仕草なわけですが、ルリビタキとかキビタキでこの仕草は見たことがありませんなあ。またジョウビタキはフライングキャッチするような虫とかいる季節ではありませんし、木の実や幼虫などを食べているようですね。ルリビタキも同じような食性なのでこのシーズンはテリトリーが同じ場所になりお互いにちょっかいを出して追い払っているのを見たりすることがあるわけですね。夏にやってくるキビタキやルリビタキはヒタキ科でフライングキャッチするので、飛んでいる虫とか食べているようです。そういえば、サンコウチョウもフライングキャッチしてるのですが分類はスズメ目カササギヒタキ科となるようです。面倒だなあ。(笑)
ほっと野鳥不定期更新」はこちらです。ぜひご覧ください。
最新の遺伝子を基にした分類がもう少し整備されるとまた少し違ってくるんじゃないでしょうかね。
進化の過程で遠い種が似ているって言う事も有るみたいだし、人間の都合の良い様にはなっていないですね。(^^)
by まっちゃん (2012-01-28 10:04)
そんな風に別けていたんですね~
自分はあまり意識していなかったんですが
図鑑などで調べた時に へー?みたいな事がよくありましたね・・・
○○ムシクイ系が自分には難関です^^;
by sarry (2012-01-28 11:24)
>まっちゃんさん、おはようございます。
そうらしいですね。遺伝子で分類するとバシッと分けられるんでしょうけど、仕草や体型など観察することで分けている現在も面白くていいような気もしますが。^^;
>sarryさん、おはようございます。
ムシクイですか・・・。フー。
私も全く歯が立たないです。^^;
by doudesyo (2012-01-29 08:10)