KIPON EF-MFT AFを返品してまたチャレンジしたけど [機材]
KIPON EF-MFT AFです。以前に手術する前にご紹介しました。(http://doudesyo.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17)
ところが、これのアップデートするためにマイクロUSBでやるんですがこれがさっぱり認識しなかったんです。どうしようもないので、代理店にメールしたら、即対応してくださり、着払いで送ってくださいってことで入院している期間に送っておいたんです。すぐに返品されてきました。ということでやっと実験ができるということなんです。ところが・・・。このKIPON EF-MFT AFのアップデートバージョンを確かめようとしたらやはりマイクロUSBでは認識しないんです。結局今どのバージョンなのかさっぱり分からないのですが代理店の方はバージョンアップできない方のためにということを言ってたので最新にアップデートしてくれたのだろうと思います。(それにしてもなぜアップデートできないのに修理とか交換とかしてくれないんだろう)
実験1:SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX HSM
このレンズは古いやつで手振れ補正もない奴。F2.8通しというのが魅力だったんですが、やはり比較的暗いところには強いです。
職場で撮影。200mm。これから紹介するレンズ全てキャノンマウントレンズですが、全て記録されているのはPanasonicのレンズの名称となっております。その他の焦点距離とF値とかISOはちゃんと記録されます。
ピントは合っているのかというとおそらく合っています。ところがカメラが壊れていてボディ内手ぶれ補正が壊れているようです。困ったな。カメラはオリンパスE-M5ですが、ボディ内からビーって音がする状態なので修理か新規に購入するかしないとなあ。(お持ちの方はわかると思いますが、ボディ内手ぶれ補正が効いている時にはファインダーで見ていても手振れしなくなりますよね、それが全くないんです。)
デジタルテレコンで400mm相当。若干暗かったけどピントは合うのは、F2.8だからかな。
同じレンズで違うところ。これは窓ガラス越しなのでいまいちのぺっとした画質ですね。
でもピントは合っています。
ピントは結構早目にあいますね。迷うことはなくはないですが古いレンズしかもシグマでも概ね良好かな。
実験2:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
600mm側で1200mm相当。手前の右側の葉にピントが合いました。中央固定にしておけばいいわけですが自由にするとこうなるって感じ。
違った場所の柿の実。デジタルテレコンで2400mm相当。ボケちゃってますが、ピントは合いますよ。手ぶれ補正が効かないんです。ちなみにこの柿は窓越しなのでいまいちスッキリ感はありません。それでもこれぐらいの感じになります。(こんなもんかって思われるかもしれませんね。正常なカメラで比較しないとダメかな)
実験3:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary+1.4テレコン
1.4テレコンをつけました。1200mm×1.4=1680mm相当。(フルサイズの場合は、600mm×1.4=840mm)
これはピントが合いません。すなわちオートフォーカスにならないようです。
どうせなのでデジタルテレコンでも撮影。1680mm×2=3360mm相当。手振れが酷いです。ピントも合わせも大変です。ボディ内手振れ補正が壊れていなければなあ。
実験4:EF24-105mm F4L IS USM
105mm側の210mm相当で撮影。ピントはすぐ合います。
デジタルテレコンで420mm相当。ピントはすぐ合います。
返品する前にこのレンズでピント調整とかやった時は、なかなか綺麗に動かなかったんですよ。そういう意味では今回は綺麗にあいましたからバージョンアップしたんですね。
ピッピで検証。
ちょっと暗くしていたけど、十分ピントは合います。ただ、手前の檻に会っちゃうんですよね。野鳥撮影でも葉や枝でこういう状況ってありますよね。そんな時はやはりマニュアルフォーカスで追い込むしかないのですが、このアダプターでできるのかと、半押しのままでマニュアルフォーカス調整をしてみました。
それがこちら。手前の檻よりもピッピの目にできるだけピントをマニュアルフォーカス合わせて撮影。
かなり良い感じ。ちゃんと撮影できました。よかったよかった。
実験5:EF100mm F2.8 マクロ USM
最後の実験です。
マクロレンズです。100mmマクロなのでマイクロフォーサーズですから200mmマクロとなりますね。
キーボードで実験しました。これはiMacについてきたコードレスキーボードです。
さて近づいて撮影してみましょう。
どうですか、200mm相当マクロの威力は。
こんなにマクロ撮影ができます。被写界深度が浅いですね。
ところがデジタルテレコンもあるので、デジタルテレコンで撮影。400mm相当マクロってことになります。
いやあ、文字のにじみというか若干の凹み具合がわかりますね。こんなに綺麗に印字(刻印?)されているんですね。
オリンパスの標準レンズでも撮影して比較すべきだったかな。まあいいや。
E-M5とアダプターを落として壊したためにアダプターは今わだいのKIPON EF-MFT AFできっちりカメラとレンズをつないでくれるのが欲しかったため購入したわけですが、思いの外キャノンレンズが使えることがわかりました。しかもシグマでも十分のパフォーマンスしてくれます。こうなると、マイクロフォーサーズで撮影するのがとっても楽しみになります。特に望遠系は素晴らしいパフォーマンスになりますね。広角系は無理ですが、これは何を撮影するかでカメラを変えてレンズを変えて理想的なものにしていけるかもしれません。ただ、超望遠ではセンサーのサイズによる画質はやはりAPS-Cぐらいまでが理想かなあって思います。特に暗がりの処理がまだまだマイクロフォーサーズは苦手だなって思っています。でも、E-M5マークⅡは少しは良くなっているとか。気になりますねぇ。
ということで、今回は退院後大人しくしていないといけないため、自宅でできることをやってみましたよ。ただし、専門的なことを聞かれても精細な検証などできるわけではありませんから、無理難題を言わないでくださいね〜。
2015-10-11 01:00
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コメント(3)
やっぱりマクロの力凄いね。
これを生かして・・・・
良い写真期待してます。^^
by hatumi30331 (2015-10-11 06:36)
退院おめでとうございます。
ちょうど3連休です。
無理をなさらないように、ほどほどに。
by 浅葱 (2015-10-11 09:24)
この感じですと、バージョンアップしているみたいですね。でも、USBアップデート壊れているのに、どうして交換してくれないんでしょう?(うちのはすぐ認識しましたので)
E M5マークⅡ、M5のさらに一段上分ぐらい手ぶれ補正が効くような気がします。M5に比べますと、AFは狙ったポイントにすぐ来る感じです。
調子に乗って価格コムでボディレビューまでしてしまいました。
探鳥再開、お待ちしています。
by 足立sunny (2015-10-11 09:58)