E-PL1を買ったぞ記念、ノスリ [ノスリ]
昨日の夜は、自分が持っているレンズでいろいろ試した。
100-400mm(canon)
640mm(デジボーグ101ED)
1.4エクステンダー(canon)
これらを使ってやってみた訳ですね。
例えば35mm換算での望遠ですと、400mm×1.4エクステンダー×2.0マイクロフォーサーズとなって、1120mm相当となります。これをそれぞれレンズごとに記すと
400mmは、1120mm(400mm×1.4エクステンダー×2.0マイクロフォーサーズ)相当
640mmは、1792mm(640mm×1.4エクステンダー×2.0マクロフォーサーズ)相当
となります。
両方ともエクステンダーを間に入れているので、1.4倍されていますが、これをつけた状態で撮影をしています。
驚いたのは、ボディ内蔵手ぶれ補正がめちゃくちゃ効く事。こんな超望遠のデジボーグでも、完全手持でもなんとかなります。試しに一脚をつけたら、とてもよく撮影できました。
このトンボが完全手持でデジボーグ1792mm相当で撮影。やはり、完全手持ですと、ピントを合わせるのが難しい。慣れていない事もありますが、写真のようにピントがずれちゃいます。でも、よく考えてみて下さい。これ、1792mmを完全手持で1/250のスピードなのに、ブレがありません。葉の方を見れば分かります。凄いですよね。
次に一脚をつけて撮影してみました。
どうでしょうか。
トンボにピントを合わせたつもりです。先ほどに比べ、デジボーグを手に持つ必要が無くなった事でピント合わせに集中できました。これもブレが目立ちませんね。凄いなあ。
さて、初めての野鳥を撮影するのは何になるかなと思っていたら、突然目の前にノスリが。これは嬉しい。ノスリで実験です。
距離にして10mぐらいでしょうか。車から撮影をしました。しかも、あまりにも接近したので、1〜2mほどバックしてから撮影したんです。(笑)
デジボーグですので、1792mm相当で撮影をしました。いつもの40Dでもかなり良い結果がでる距離ですが、この条件で40Dですと、
640mm×1.4×1.5(40D)となり、1344mm相当です。その差448mm。画角は一回り違いますね。
最初に登場したノスリの写真がノートリミングで今回撮影したものです。どうでしょうか。
トリミングしてみましょう。
トリミングすると迫力が増しますね。
これを見て私は驚いたんです。いつもなら絞り開放で、被写界深度が浅くて、ボケが出来るのはいいのですが、野鳥の目にピントが合っても体はぼけちゃうなんてことがよくあった訳です。しかし、ほとんどぼけた感じがありません。すなわち被写界深度は40Dの時と比較して深いという事。これは嬉しい誤算でした。おそらく、理屈を語ればその理由があるのでしょうけど、専門家でもない私は変な事はいえませんので、結果でお伝えします。
E-PL1の良さは、このぶれ対策がある事、被写界深度が深くなる事そして望遠になることですね。欠点は、液晶画面でピント合わせはちょっときついなという事。対策はあるのですが、お金がかかります。それも嫌だなという事で、なれてできなかしばらくこのやり方で撮影をしてみたいと思います。
動画もとりあえず撮影しました。でも、設定を間違えていることもあり、ちょっと良くないですが、1792mm相当と考えれば凄いですよね。あ、肝心な事を忘れていました。このノスリ撮影時は、車の窓に対物レンズを載せて撮影する半手持状態です。
2010-09-20 01:00
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コメント(10)
一枚目、良い雰囲気ですね。
表情が良くわかります。
by 袋田の住職 (2010-09-20 06:30)
手持ちだと体の揺れでピントがずれてしまうのがつらいですね。
ファインダー付き、ボディー内手ぶれ補正のAFテレコン有りの機種を作ってくれればいいんですけどね〜(^^)
NHKのワンダーワンダーで猛禽をやってましたが、すごい映像ばかりですね。
by まっちゃん (2010-09-20 08:18)
>袋田の住職さん、おはようございます。niceありがとうございます。
なんとなく痩せて見えます。それが精悍さに見えるのかもしれませんね。
話は違いますが、福島のそば屋ブログで拝見しました。私の知っているところですと、福島駅東口近くにとても分かりにくいお店で本格的というかかなり専門的にやっている良いそば屋さんがありますよ。
>まっちゃんさん、おはようございます。niceありがとうございます。
姿勢がつらいんです。天体望遠鏡の長い筒の手前にある液晶画面で調整する訳ですからやはり体を反らしながらのしせとなり、ダメです。天体望遠鏡とカメラが軽いので重量的には大丈夫なのですが。
NHKのワンダーワンダー録画してあります。^^;
いやあ、素晴らしいシーンの連続でした。以前にNHKでやっていたものを集めたんですね。こういうシーンはどうやって撮影するのか水中に飛び込んだところはどうやって予測するのか。知りたい事も沢山ありますね。
by doudesyo (2010-09-20 08:45)
E-PL1ご購入、おめでとうございます。昨日まで白樺峠に行って参りました。初めて「タカの渡り」を見ました。日頃猛禽類を見ることはあまりないので、感動しました。周りを見渡すと大砲レンズばかり・・・。NHKの取材班も物凄い機材でビデオ撮影していました。1792mmなら、ばっちり撮れそうですね。
by flutist (2010-09-20 08:57)
随分真直ぐに立つのですね。これが普通の立ち方なのですか?
by アヨアン・イゴカー (2010-09-20 08:57)
最近の手振れ防止機能は凄いようですね!
効いているのか解からない様なものしか体感した事ないので^^;
被写体深度が稼げるのは良いですね!
by sarry (2010-09-20 09:21)
ノスリの表情がおもしろいですね。
困ったような、怒ったような・・・
1792mmって・・・179.2㎝・・・1m79.2㎝・・・で・デカい!
by orange-beco (2010-09-20 14:06)
ノスリ 綺麗です。 距離は随分ありますが、飛んでいる鳥には近い所でも撮れる(ブレないで)のでしょうか?
by ハゲノヤセウマ (2010-09-20 14:54)
福島駅の東口はたまに行きます。
お店の詳しい場所を教えてください。
赤とんぼは、羽の模様からノシメトンボのオスのようですね。
by 袋田の住職 (2010-09-20 17:39)
>flutistさん、今晩は。niceありがとうございます。
ありがとうございます。
鷹の渡りという事は、鷹柱も見たという事ですね。いいですね〜、一度見てみたいものだと思ってはいるのですが・・・。皆さん取材機材は万全のようで。^^;
>アヨアン・イゴカーさん、今晩は。niceありがとうございます。
はい、猛禽類は私の知っている範囲ですと、全て背筋良く立った状態です。これは、獲物をしとめる足との関係のためと思います。梟もそうですし、オオタカもみなすっと立った状態ですよ。
>sarryさん、今晩は。niceありがとうございます。
厳密には分からないんです。
でも、1792mm相当で撮影して、ブレているのがないんですよ。これは凄い事ですよね。ですので、効いていると判断しているのですが。被写界深度は、センサーの大きさから想像はしていました。でも、実際に体験しないと分からないですからね。^^;
>orange-becoさん、今晩は。niceありがとうございます。
このノスリは今までであったノスリの中では貧相といいますか、あまり猛禽類らしくない顔だと思います。1792mmほぼ1800mmです。デカイでしょ。実際天体望遠鏡をもって歩いているわけですから、それは長いですよ。^^;
>ハゲノヤセウマさん、今晩は。niceありがとうございます。
ファインダー無しの場合、飛びものは無理です。試しにかなり遠いノスリを撮影してみましたけど、やはり背面液晶でピント調整は無理がありました。このカメラの場合は止まりもの専門ですね。
>袋田の住職さん、今晩は。niceありがとうございます。
はい、メールなら直で教えますよ。でも、もしかすると行った事のある場所かもしれませんよ。
トンボの種類は分かりませんが、ノシメトンボの可能性が高いですね。^^;
by doudesyo (2010-09-20 23:04)