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雨にも負けず、オオタカ若 [オオタカ]

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雨が続くため雨の日の野鳥となります。
今回は、な、な、なんとオオタカですー。嬉しいなあ。しかも近所です。

ここはノスリがいたりするところなんですがまさかオオタカがいるとは驚きなんです。いても不思議ではないですが、まさかオオタカの若(おそらく今シーズン生まれ)が止まっているとは思いませんから。出会った時は当然?のように、ああノスリがまたいるなあって思ったんです。ぱっと見にはノスリとあまり変わらないんですよ。ところが、まあ撮影をしておくかあって、そんな感じで結構下からのアングルで覗いてみたら・・・?!ノスリの特徴である腹巻がありません。それで慌てて確認をしましたよ。



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尾です。

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今回、正面顔もいただきました。
なんか、フクロウのようにも見えませんか?

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そして、一度ここを飛び出しました。
ああ、ちょっとしか撮影できなかったな、って思っていたらすぐにまた同じ電柱に止まったんです。
ですので体の向きが変わっております。
さて、このポーズ見たことがります。どこだろう?って考えたら、今シーズン6月下旬に大人になる一歩前のオオタカを撮影した時のポーズです。
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両翼をダラってしてますよね。これ、翼を乾かすためなのかなって思っていたんですがどうなんでしょうね。

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雨も降っていましたが、フレンドリーに撮影させてくれたので良かったです。

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今回は、シグマ150-600mmとE-M5で最高2400mm相当で撮影です。

そういえば、栃木県での研究報告だったと思うけど、放射能の影響でオオタカなどの猛禽類の繁殖成功率が低くなっていると確定的な言い方で報告していましたよね。下記にそのHPをご紹介。

「原発事故で北関東のオオタカ繁殖に大打撃」
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/9/6/9610.html

この理論だと、私が住んでいるところは、栃木県よりも放射線量は少ないということになります。なぜなら、オオタカの繁殖成功率が低くなっているすると、栃木県より私の住んでいるところの方が放射線量が高いとさらにオオタカの繁殖成功率は低くなりほとんど育たないということになります。ところが、6月には2年か3年目の若オオタカ、今回は今年生まれの若オオタカを眼の前で見て撮影までしています。ふふふ、栃木県より私の住んでいるところは放射能の影響は低いんですねー。ふぁふぁふぁ。
さらにいうとこの研究結果は猛禽類が食物連鎖の頂点だからという考え方から内部被曝の影響とか云々というのです。私の住んでいるところではみなさんもこのブログで何度も登場しているからわかると思いますが、ノスリが夏でもいるし、サシバは今回も無事複数の雛を育て上げて旅立ちました。

私はこのブログでも何度か言ってますが、この野鳥の生存に関してはかなり環境調査をしないと、放射能によるもの、ましてや野鳥の内部被ばくによる影響で生存できなくなるということを確定的にしてはいけないのではないかと。東日本大震災後に、少なからず私の住んでいるところは、中間貯蔵する場所が確定していないため、中間貯蔵施設に運ぶ前の中間の中間の貯蔵場所を確保するために、いたるところの山々は削り取られ、道路が拡張され、今までならそうそう大型トラックなんか通らない道もバンバン通るようになってしまいました。また、いまだに沢山の被害者の方が強制避難している仮設住宅も山奥を切り開いたりして建てているところも多い。さらに、最近の太陽光発電でメガ発電とかでも山を切り開いている事実を伝えているのは少ないと思う。これらの環境の影響は酷く野鳥がいなくなる理由として最有力だと思っているんだけど、オオタカの繁殖状況を安易に放射能の影響にしていいのかなあ。少なからずこの報告から受ける印象は、私の住んでいるところは猛禽類が繁殖しているので、栃木県より放射能の影響はなかったんだなあって思います。


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コメント 10

hatumi30331

カッコいいね!猛禽類は・・・^^
近くで見た事無いよ。

by hatumi30331 (2015-09-01 07:00) 

まっちゃん

里山が減少しているせいでほとんど全ての鳥類が減っている様な気がします。
こちらでは昆虫が少なくなっている様な気がしますし。
そろそろ人間のことだけ考えるのをやめにしないと、面白みのない世界になってしまいますね。

by まっちゃん (2015-09-01 08:56) 

mayu

カラスも鳶も、以前は全く見かけませんでしたが、最近人の住む町の近くで見かけたり声を聞きます。鳥たちにとっては、恵まれた環境が減ったということですね。
by mayu (2015-09-01 09:12) 

nachic

昔は、統計や数字はなにより正しいと思っていましたが、都合の良い数値だけをピックアップして使うことがあると気付きました。
物事を俯瞰して見るのは、難しいですね。
by nachic (2015-09-01 19:51) 

yes_hama

レポート見ました。
大きな意味では環境の変化が影響しているのかもしれないけれど、オオタカの繁殖率をそのまま放射線量に結びつけるのは、ちょっと短絡的かもしれませんね。^^;
by yes_hama (2015-09-01 21:19) 

okuryu

こんばんは。
オオタカのこの姿、こちらのオオタカでも見かけます。
ヒヨドリなんかもよくする格好ですね。
あの姿勢が楽なのでしょうか?
オオタカに聞かないとわからないですね。
自然の生物の繁殖については、一つの原因だけでくくると無理があると私は思っています。
放射線以外の理由はなかったのか、栃木県の結果だけで決めてもよいことなのか、疑問が残りますね。
by okuryu (2015-09-01 21:30) 

doudesyo

>hatumi30331さん
今晩は。お陰様でカメラのレンズが超望遠なのでしっかりと見れます〜。^^;

>まっちゃんさん
今晩は。里山といえば福島県ですよ。なんてことはないのですが、そうなんですよね、野鳥ばかりじゃないんですよね。ちょっと前まではホタルもサワガニも結構いたのに今じゃほとんど見れません。^^;

>mayuさん
今晩は。環境がなくなってきたら野鳥や動物たちはどうするでしょうか。って、考えれば餌のありかは人間のいる場所になりますよね。クマなんかもそうですから、困ったものです。^^;

>nachicさん
今晩は。恣意的な考えが入り込んだ場合はダメだと思うのですが、この調査結果はもう少し科学的ではあるんですよ。論文の方を見ればそのやり方なども書かれていたと思います。ただ、私の住んでいるところの状況とかとの比較をするという考えがないために局所的な考えになってしまったようです。仕方ないとは思いますが、柔軟な発想と言いますか、もう少し広いエリアで検討すべきだと思われます。^^;

>yes_hamaさん
今晩は。すみません、無理やり見ていただいちゃって。放射能汚染の影響を私は直接影響を受けていると思っているので、もし本当にそうであれば深刻なこととなりますから、真剣に見ているんですよ。放射線量により変化があるとすれば例外はあってはいけません。それなのに原発事故現場から50kmほどしか離れていない自宅周辺ではさらに繁殖成功率は下がるはずなのに環境悪化していても目撃しているわけですからちょっと?って思うわけです。^^;
by doudesyo (2015-09-01 21:38) 

doudesyo

okuryuさん
今晩は。やっぱりそうですか。オオタカだけなのかなあ。ノスリはこんな格好はしないです。サシバも見たことないです。ハヤブサは出会いが少ないので分からないです。
生物の繁殖って難しいですよね。専門家の方ならなおさらそう思うと考えるんですが今回の指摘はなんかどうなんだろうって思いました。おそらくですが、この調査結果に文句を言う人は私ぐらいだと思いますから、私の声は届いてはいないと思います。^^;
by doudesyo (2015-09-01 21:42) 

ramblin

人間の生活圏に近くで営巣するオオタカが
目立つとしてもオオタカ全体としての数が増
えたとは言い難いモノが有ります。
 でもやはり身近で見れることは嬉しいに
違い有りませんね。
by ramblin (2015-09-02 21:18) 

doudesyo

ramblinさん
今晩は。どうなんでしょうか。全体と言ってもエリアを限定するには難しいですよね。山野がなくなってきて仕方なく人間界に出てきたとも考えられますよね。こちらとしては嬉しいですけど、諸手を挙げてとは言い難いですね。^^;
by doudesyo (2015-09-02 22:32) 

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